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2015年05月20日
ヘアスタイルで、よく「シャギー」と「レイヤー」という名前がでてきます。
お客様の中には、この2つを混同されていらっしゃる方が実は少なくありません。
そこで今日はシャギーとレイヤーの違いをお教えしましょう。
「シャギー」とは、毛先に向かって毛量を減らしながら、軽くしていく切り方のこと。
髪の毛の量が多いので、量を減らすために「すいてほしい」というご要望がよくありますが、
「すく」というのは毛量を減らしたり軽くし空気感をもたせる手段で、
これを毛先に多用して不揃いにすると軽くなるため、この場合は「シャギー」になります。
これに対し「レイヤー」は、上が短く、下へ行くほど『段』を長くするテクニックのことです。
つまり、大きな段差をつけて軽さや毛流れを出すカット技法のことをいいます。
ワンレングス(いわゆるおかっぱ)は髪を下にすき降ろして同じ位置で切るので、
内側の毛と表面の毛に段差がつきませんよね。
それに対しウルフヘアやショートヘアなどワンレングス以外のスタイルというのは、
表面の毛は短くアウトラインの毛と長さが違っています。
この長さの差が『段』です。
お分かりいただけましたか?
でも、美容室で注文する際にはこのようなカット用語の知識は
あまり必要ではありませんので心配しないでくださいね。
単純に、なりたい髪型の切り抜きを持っていくとか、
ヘアカタログを見て「こんな風に」と言っていただければ、
むしろそのほうがわかりやすいですから・・・。(^^)
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